2020/11/05 17:58

こんにちは、紅茶専門店 紅くろです。


先日、久しぶりに山登ってきました。

私は登山が大好きで、もうかれこれ10年近く山登っています。

今年はコロナの影響で本番の夏に一度も行けず、晩秋の今ようやく訪れることができました。


行き先は北アルプス。

上高地から入って奥穂高へ。テント2泊。

泊まりで行くときはたいていテント泊なのですが、そのときは必ず紅茶を持っていきます。

ストーブでお湯を沸かし、澄んだ空気の中で淹れる紅茶は最高です。

夏でも山は寒いので、熱い紅茶はからだに染み渡ります。


今回は紅茶に加え、マサラチャイのティーバッグを持参しました。


テント一式、シュラフ、防寒着、食料など詰め込んだ60リットルのザックにさらに

牛乳を加えるのは至難の技でしたが、清々しい朝にあったかいマサラチャイ を飲んだらどんなに美味しかろうという妄想には、重いザックを担いで何時間も歩くという苦労にも勝てませんでした。


美しい紅葉の中、標高1800メートルを過ぎたあたりからは雪道になり、山はすでに冬。

そうなることを予想してアイゼンを持ってきたのは正解でした。

途中、山小屋の方とすれ違い少しお話したのですが、こちらがアイゼンを履いているのを見て、

「アイゼンなかったら、ここから引き返してというつもりだったけど、あんたたちは大丈夫だね。でも、涸沢から上は行かないでくれよ。もう厳冬期の感じだし、小屋も閉まってるし、本当に危険だから。ね、頼むよ」


やっぱりそうですよねーー。。。


涸沢は穂高岳を登るベースキャンプともいえる場所です。

今回私もそこにテントを張り、奥穂にピストンする予定でした。が。

そもそも厳冬期の穂高なんて、よっぽどの人しか登らない山です。

しかも百戦錬磨の小屋の方にお願いされてしまったら……

結局、涸沢で雪の中、テントを張るに留めることにしました。


でも、それで十分素晴らしい体験をすることができました。


氷点下の朝、飲んだマサラチャイ の美味しかったこと!

がんばって牛乳持ってきてよかったとしみじみ。。。

いや、もっと持っていけばよかった。

だって熱々なのはもちろん、スパイスの芳香と強烈な甘さは疲れたからだへの超癒しになったのです! もっと飲みたくなっちゃいます。


アウトドアで飲むマサラチャイ っていいもんです。

しかも、今回はちょーーーーいいお天気で、美しい風景を堪能できました。








締めはやはりスイーツ。

上高地は五千尺ホテルのケーキです!

ここのケーキは都会に負けません!

でも紅茶は紅くろの方がウマイです〜