でも、いくら暑くても、紅茶好きさんは熱い紅茶を飲んでいると思います。

私もそうですが。。。

でも、やはりアイスティーを飲む回数が増えています。

ところで日本じゃ当たり前に飲んでいるアイスティーですが、

発祥はアメリカなんですって。

20世紀初頭に生まれたもので、めちゃくちゃ甘いドリンクだったそうです。

そこらへんのお話は他サイトにたくさん載ってますので、ご参照くださいませ。

だから私的なお話をさせていただきますが、

ネパールやインドって、元々アイスティーの文化、ないんですよ。

ここ何年かで今ドキのカフェができているので、

今では氷の入ったティードリンクもありますが。

私が足繁くあちらの国に通っていた当時、

10〜20年前くらいですか、アイスティーは皆無。

というより、「氷」そのものがほぼありませんでした。

カトマンズのカフェ（いわゆる茶屋）や安食堂、レストランに冷蔵庫はあるものの、

しょっちゅう停電していたので、氷をつくるのが困難だったのですw

コーラやビールが冷えてればラッキー！ そんな感じでした。

たいていはいまひとつぬるくて泡々で、それでも飲まないよりはマシ……みたいな。

よくコーラを飲んでいたのは、インドで。

熱射が否応なく刺すガンガー（ガンジス川）のほとりで

クラクラしながらキオスクを見つけ、一本10円ほどの瓶ペプシを飲んでました。

でも、そんな私の近くでは、インドのみなさんは熱いチャイで一服してましたね。

でも、東南アジアにはありましたね、氷の入ったドリンク。

例えばタイだと、道端の屋台でフルーツジュースを作って売ってましたが、

フルーツと氷を入れてミキサーでガーッやってましたから（今も）

本当、これがめちゃくちゃウマイ！

アイスティーもあって、でも、練乳をこれでもかというくらい入れるので

ゲキ甘なんですけどね。

初めてバンコクに行ったとき、友人の知り合いのタイ人のおにいさんが連れて行ってくれたシーフードレストランで、そのタイ人のおにいさんが、ビールに氷を入れて飲むのを見て新鮮に感じました。ふと周りを見渡すとほぼタイのみなさんは氷入りビールを愛飲してました。

ただ、今ではあまり聞かなくなりましたが、その頃は、現地では氷の入ったものは飲まないように、現地の水で作った氷でおなかを壊すから、とガイドブックによく書いてありました。

バンコクでは数年前からカフェブームでシャレたカフェがたくさん。

日本に負けないユニークなアイスティーもあるんですよ。

写真のカフェはバンコクの中心から少し離れていましたが

日本と同じようにスマホ片手に若いコやツーリストが多く訪れてましたね。

そういえば、何度目かのタイで、セブンイレブンが増え始めた頃、現在もなんですが、ペットボトルのお茶飲料がたくさん売られるようになりました。

でも、最初の頃は無糖は皆無で、アイスティー、グリーンティー、烏龍茶もめちゃくちゃ甘くて、うっかり買って、ほとんど残した記憶があります。

今では無糖も増えてきました。

東南アジアもヘルシー志向になってきたということですね。

となると、やはりアイスティーで外せないのは、香港＆台湾。

考えてみれば、タピオカブームの火付け役はあのふたつ。

日本でタピオカが流行る５年くらい前から、すでに香港にはタピオカ入りのアイスティーがありましたから。

正直、日本でタピオカが流行ったときも、すでにその存在を知っていたので、あのブームには全く興味がありませんでした。

ただやはり、紅茶をスイーツ的にアレンジする以前は、上海でも香港でもお茶に氷を入れて飲む、という習慣に出会った記憶がありません。

いや……飲茶のお店でテーブルになんだかよくわからない冷たいお茶のポットが置いてあったかな。ただそれは、日本でいう麦茶的な存在でした。

話が脱線してますが、

つまり、アイスティーは実はお茶の産地ではほぼ飲まれていなかった、ということ。

私のこれまでの見聞なので正確かどうかはわかりませんが、

お茶の生産国はインフラが弱かったせいもあるでしょうし。

現在は違いますよ。

今では、カトマンズは停電ゼロになったようですしね。

カトマンズにはまだスタバはありませんが、スタバ的なカフェも増えていることですし。インドなんかこれから世界を牽引する国になろうとしていますし。

さて、紅くろでは、オリジナルアイスティーブレンド２種を発売中です。

数種のオータムをブレンドした、濃く深みのあるアイスティー。

しっかりした味わいと共に、ふわりと黒糖のような甘い香りがします。

ファーストフラッシュをブレンドしたさわやかなアイスティー。

後味がさっぱりして涼やか。緑茶や烏龍茶とは違うスッキリ感です。